会期:2019年7月8日(月)〜8月1日(木)
開館時間 平日:9時〜16時30分
土曜:9時〜12時
日曜:休館
会場:学習院女子大学文化交流ギャラリー
主催:学習院女子大学
観覧料:入場無料
企画:小勝禮子(学習院女子大学非常勤講師)
制作・運営:学習院女子大学 2019年博物館実習?B
問い合わせ先:学習院女子大学 学芸員課程事務室
〒162-8650 東京都新宿区戸山3-20-1
TEL/FAX 03-3203-7437(平日9時〜16時)
【企画内容】
日本人は太古より自然の中に見えない神々の存在を感じ、それを『古事記』という最古の書物の中に記述してきました。画家、下向惠子氏は『古事記』にインスピレーションを受けて、和紙に岩絵の具という日本画の画材を使って、こうした目に見えないけれどその存在を強く感じる神々の姿を、エネルギー体という自由な形で表現しています。特に、柔らかい朱と深い藍という対照的な二つの色彩の対比によって、神々のエネルギーが噴出し、ときに争い、ときに交歓するさまが何枚もの連作によって、映し出されます。
本展では、自然の中の環境で育まれた下向惠子氏の芸術を、10数点の絵画と、普段見せることのない準備段階の素描や、勾玉のオブジェなどとともに紹介するものです。美術だけではなく、日本の歴史や文学にも思いを馳せ、自然と人間の関係まで改めて問い直す機会としていただければ幸いです。
【展示作品】
MYTHOS 17-HS-3 Dance(藍)/MYTHOS 17-HS-4 Dance(朱) /MYTHOS 18-HS-3 あめのうずめ(朱)/MYTHOS 18-HS-4 あめのうずめ(藍)/MYTHOS 12-d-1 ひるこ、MYTHOS 12-d-1 おのごろ島、他約20点
チラシ画像